フクギ

　今日の石垣島は薄曇り。夕方にはちょっと陽射しもありましたが、涼しい一日でした。

　我が家はちょっと小高い昔ながらの住宅地にあります。家々を囲んでいた石垣はほとんどがコンクリートの壁に変わっています。残っている石垣も手入れがされず、崩れかかっている部分もあり、ちょっと危ないかな。

  今は手入れされていない石垣

　沖縄の家々に特徴的なのは家の周りを囲んでいる石垣ですが、フクギの木も印象的です。大体古い家の周りにはフクギがあります。

　フクギは防風・防潮樹として昔から家々の周りに植えられて来ました。常緑樹で丈夫です。ちょっとぐらい強い台風ではびくともせず、風を防いでくれる頼もしい木です。

　４～５月ぐらいには小さなかわいらしい花を咲かせます。が、実は花からは想像できないような大きさで、熟すとぼとぼと落ちて、踏ん付けると滑って危ないです。実は食べられないので、落ちて腐って大変です。

　 フクギは風を防いでくれるばかりでなく、写真のように並木になっていると、陽射しを防いでくれるのでありがたいです。

　　家の近くの超短いフクギ並木

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つぼみがいっぱい

　　夏の暑い時は、ここに入ると吹き抜ける風がとっても涼しくて気持ち良いです。蚊が多いのがちょっと問題だけどね。

　道路にも、家の周りにも、もっともっとフクギがあれば、台風の被害も減るし、クーラーの使用頻度も減るかも。

　我が家はＲＣの平屋だから夏の夜はサウナ状態。基本的にクーラーは体調悪くなるから嫌い。今年の夏はエコな暑さ対策を考えないとなぁ・・・やっぱり植物の力だよなぁ。