夜明け前

1本ヒルギとスーパームーン

昨夜の月はスーパームーン

夜明け前、風が無く天気も良かったので名蔵湾に降りてみた。

満月の夜明け前、天気良く風無く波も無く満潮でこの時間に名蔵湾の上に月が来るって色々な条件が揃わないと見れない光景です。そしてひたすら静寂です。

1人で写真を撮っていたら・・・観光客2人来た。写真を撮りに来ていた。撮るのは構わないが、黙って撮って欲しい。カメラの撮影の設定の事でずっと喋っていた。煩い!せっかくの雰囲気が台無し!!気分が悪くなる。不適切にもほどがある!

静寂だけど、たまに聞こえる波の音、虫の声、早起きの鳥の声、空気の香り自然の色々な出来事を味わいながらこの光景を見たいと思う。この2人は映像を撮ることだけしか考えていないようだ。他の事はどうでも良いようだ。夜明けまでの短い時間を味わいたかったけど、もう少し撮りたかったけど気分が悪過ぎて止めました。

ついでに、つい最近も書いたけど

ダイバーもそんな感じに見受けられる。映像を撮ることだけしか頭にないのだろうかという行動が多く見受けられる。

生き物の様子を見ず、自分本位で寄る。ライトの光を直接当てる。撮り終わった後、反転してフィンキックで砂を巻き上げ生き物に水流や砂を当て離れる。酷いダイバーは巣穴や生き物を蹴飛ばして離れる。撮る時、体を固定するのに生きたサンゴを掴む、サンゴに乗る

一昨日までいらしていた常連のお客さんはハゼの写真を撮る時、潮の流れの下手からハゼの動きを観ながら慎重に寄って撮っていた。ハゼが警戒するような行動を見せると、寄るのを止めて一度離れる。ハゼの警戒が薄れたような行動を見せるとまた慎重による。呼吸も静かで砂を巻き上げることもない。写真を撮り終わって離れる時は必ず静かにバックする。全てのダイバーがこうであれば、ハゼは長くそこにいるだろうし、海の中も荒れることはない。

カメを見るツアーが流行ってるけど、水面に呼吸をしに浮上してきたカメを追い掛けて映像を撮る光景をよく見ます。カメは呼吸をするために浮上する時水面をかなり警戒してます。何か問題があると息継ぎせず潜ることがあります。水面で呼吸している最中も警戒してます。そして息を整えながら水中の様子を何回も見てます。多分潜って降りる所を探していたり、危険が無いか警戒をしているのだと思います。そこへ襲い掛かるように複数の人間が寄って来ます。自分がカメの立場ならどうでしょう?

生き物に接する、自然の現象を楽しむ、映像に撮る際は、もっと生き物の行動や自然、その場の雰囲気を読んで適切に行動するようにして欲しい。

 

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