当ショップのダイビングスタイル1

に続きます。

ダイビングに関する注意すべきポイント

お客様の安全管理は、まず事前のしっかりとした準備から始まります。
□ダイビングの前日

  • お酒は控えましょう。(飲酒は脱水状態を引き起こし、窒素の排出に悪影響が出る恐れがあります。減圧症発症の要因です。)
  • 睡眠を十分に取って、心身の疲労を取りましょう。

 

□ダイビング当日の朝

  • 余裕を持って起きて、軽く準備運動をしましょう。
  • 水分補給をしましょう。
  • 朝食を食べましょう。
  • ダイビングができる体調か判断しましょう。

 

□ダイビング前

  • 水分補給をしましょう。(細目に行って下さい)
  • 喫煙はやめましょう。
  • 器材は自分で組み立て、作動具合・異常の有無を確認しましょう。
  • 自分がダイビングを行える状態であるか最終判断をしましょう(体調、疲労度、自分の技術レベル範囲のダイビング活動かどうか、意欲など)。
  • いざという時、ガイド無しでも自力でボートやビーチに戻れるように、ダイビング前におおよその遊泳方向、ボートの位置をコンパスや水中の目標物を使って把握しておきましょう(波の方向・太陽の位置・陸の方向の把握)。
  • スタッフのブリーフィングをしっかり聞きましょう。
  • バディのオクトパスの位置・使用法を確認しましょう。
  • バディとのハンドシグナルを確認しましょう。
  • 緊急事態の対処法を確認しましょう。
  • 潜降、浮上用ロープの位置や、潜降、浮上方法、水底の集合場所を確認しておきましょう。

 

□ダイビング中

残圧の管理 スタッフに確認されなくても、自分で頻繁に確認しましょう
体調管理 いつも自身やバディの体調に注意を払いましょう
体調に変化があったら、直ぐにガイドに知らせて下さい(特に中高年様は要注意です)
器材の確認 常に作動具合や異常の有無を確認しましょう
自分のダイビングコンピュータで、水深・時間を確認しましょう
水中での位置・行動・環境の確認 水中では常にボートの位置やおおよその帰る方向、環境の変化(透明度、水温、潮流、底揺れなど)を常に確認しましょう
常にガイドの近くにいましょう
バディシステムの維持 常にバディや周囲のダイバーに注意を向け、距離や異常が無いかどうかを確認しましょう
浮力コントロール 自分の浮力の状態を常にチェックしましょう(中性浮力を維持しましょう)

 

少人数制です。

一人のガイドスタッフがお客様の安全を確保しつつ水中ガイドできるお客様の人数には限りがあります。
当店では一人のガイドスタッフがお連れするお客様の人数をは下記を基準としております。

  • 初心者ダイバー 4名(場合によっては1~2人)
  • 経験ダイバー 4~6名
  • 体験ダイビング 2名
  • 初心者ライセンス講習 2名

 

中高年の皆様のダイビング活動を心より応援いたします。

個人差はあるものの人間40歳を過ぎる頃から老化が始まります。
スクーバダイビングは、呼吸器系や循環器系に負担を掛けますので、中高年のダイビングはリスクが高くなります。

現に、ここ数年は中高年の死亡事故が増えています。多くは心臓のトラブルが原因です。
まずは、定期的な健康診断を受け、ダイビングが可能かどうかを調べましょう
そして、日頃からダイビングに適した体力作りを行いましょう。
不健康、体調不良な状態で水中に入るという事は危険を伴います。

健康や体力をダイビングができる状態に維持し、ダイビング活動(潜水時間・潜水深度・水中での行動範囲・運動量・1日の本数)は、体調・疲労度・水中の状態(水温・流れ・うねり・波・透明度など)を判断し、決して無理せずゆっくりと余裕を持って行いましょう。

若い頃から続けていた方も、中高年になってから始めた方も、年齢を重ねる毎に、ダイビングから受ける感動や楽しみはとても意味深いものになるのではないでしょうか。
私も中高年の域に入り、今までにない感覚で色々な経験を味わえるのではないかと、楽しみながらダイビングをしています。

日頃からダイビングが行える健康状態、体力を維持し、ダイビングツアー中は睡眠を十分取り飲酒や喫煙は控える等、体調を整えて下さい。

自分の体調を冷静に判断し、決して無理はしないように、また軽い気持ちで行ってはいけません。ダイビングで重篤な状態になってはいけません。

 

緊急時の備え

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当店スタッフは、緊急時の備えとして、定期的に救急法や救助法のトレーニングを行っております。
救急用品・AED・緊急酸素などを常備しております。

ダイバーの予備知識として安全対策資料集を作成しましたので、お読み下さい。

  1. 減圧症の予防対策
  2. 減圧症発症事例からの考察
  3. A氏潜水記録
  4. O氏潜水記録
  5. 中高年ダイバーに関して
  6. 危険生物体処方

2.環境・生物の保護に関して

私たちが普段生活している場所では、人間が都合良く活動しやすいように人工物だらけです。
アスファルトやコンクリートが地面を覆い、植木や花壇があり、川の護岸は整備された場所が多く、自然環境や生き物とは直接接する事が少ないような状態になっています。
しかし、海の中は違います。人間の活動に都合が良いような人工物は無く、自然のままの状態です。

それ故、人間の活動状態が、環境や生物に瞬時に直接影響を与えてしまいます。
例えば、浮力のコントロールが上手くできなければ、水底の砂を巻き上げたり、サンゴを壊す等のダメージを与えてしまいます。
同時にそれは、そこに棲む生物にもダメージを与えるという事になります。
年間を通して、浮力のコントロールが上手くできない沢山のダイバーが同じダイビングポイントで泳げば、そこは壊滅的な被害を被る事になります。

ある被写体の写真を撮る事に夢中で、周囲の環境や生き物に無神経になりダメージを与えてしまうダイバーがいます。

写真を撮るまでは慎重に行動しているのに、撮り終えた後はその生き物の巣穴を蹴飛ばしたり、その生き物自体に水流や砂をかけたりするダイバーがいます。

特に最近はSNSなどに映像を揚げるためだけに行動しているのではないかというゲストを見掛けます。生き物の様子を観察しながら自分の動きを決め慎重に行動するのではなく、自分本位に生き物に近付く、追い掛ける、撮った後はどうでもよい(生き物をまるで物の様に扱う)、安全にも配慮しないというような。

環境や生き物に全くダメージを与えないようにダイビング活動をする事はとても難しい事ですが、必要以上にダメージを与えない、回復不可能なダメージを与えない等、ダメージを極力少なくする事はダイバーの意識と技術で可能です。

ダイビング中は環境や生き物に対し細心の注意を払い、人間本位にならず謙虚な気持ちで接して下さい。
常に自分の行動が、環境や生き物にダメージを与えていないか確認しながら行動して下さい。
安全に注意を払い、環境や生き物に注意を払い、器材を操作し・・・とダイビング活動中は色々な事に気を配り、動作しなければならず大変ですが、これはダイバーとしての義務なのです。

当然誰しも初めから全てをできるわけではありません。
しかし、ダイバーとしての責任や義務を意識して、早くできるようになりましょう。
難しい事ではありません。真剣に取り組めば誰にでもできる事です。

実践して下さい!

  • 海底に接する時は、足からではなく、指の先やつんつん棒の先からそっと接触しましょう。
    接している間は接触部分を最小限にしましょう。
    水中は無重力の世界ですから、中性浮力がとれていれば、僅かな接触部分だけで体を支えられる事を理解して下さい。
  • 海底から離れる時は、フィンキックではなく指先やつんつん棒で海底を押して離れてから泳ぎだします。
    あるいは、BCに給気し、体を浮かせて(急浮上には注意)、海底から十分離れてから泳ぎだします。
  • 映像撮影などでは生き物に近付く際は潮流の方向や呼吸の仕方等に気を配り慎重に!離れる時も近付いた時と同じように慎重に!
    生き物に背を向けて離れず、近付いた時の姿勢のままバックしましょう。

 

3.プロコースも充実

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初心者コースはもちろん、ステップアップコースやリーダーシップコース、インストラクターコースも開催できます。
長年培った経験と知識、技術に裏付けされた本質を追及する講習内容には自信があります。
特にリーダーシップコースやインストラクターコースには力を注いでおります。

 

 

4.ダイビングをするとお腹が空きます?

休憩中はお菓子やお茶をどうぞ(食べ過ぎ注意!!)。

5.常連のお客様が多いです(シニアダイバー優遇)

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当店は長年お越し頂いているリピーターのお客様が多いです。
当店の意向や私の信念を高く評価して頂いている?と思っております。
お店を始める以前からのお付き合い(30年来のお付き合い)の方もいらっしゃいます。
そういうお客様の支えもあり今日のセンスオブワンダーがあります。
心より感謝しております。

長いお付き合いの間に、お互い少し歳も取りましたが、少人数で歳相応のゆっくりのんびりとしたダイビングを基本に、時にはピリッと本格的なダイビングも行っています。当店のお客様の年齢層は少し高めです。
年齢によってダイビングの仕方も海や生き物への感じ方も変わって来ます。
人生の後半に素敵なダイビングを経験できるよう、シニアのお客様にもご満足頂けるようなサービス・サポートをご提供しております。
もちろん若い方も大歓迎です!
先輩方とのダイビングも楽しく素敵な経験となりますよ。

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