救命救急法

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 今日は救命救急法(NAUI CPR & First Aid:NFA)の更新講習をやりました。受けて下さったK氏はこの講習のためだけに長野からお越し下さいました。更新講習は2年に1度ですが、K氏は2年の間に地元の消防署の救命救急法の講習にも参加されている熱心な方です。

NFAの講習はダイバーでなくても受けられますし、ダイバーの方も是非受けて欲しいです。          日本は治安が良く高度な医療体制・技術もありますが、交通事故や殺傷事件、災害等は後を絶ちません。コロナの様な感染症がまたいつ拡大するか分かりません。いつ目の前に傷病者がいる、自分がそういう目に合うか分かりません。そういう時救命救急法の知識や技術が身に付いていると

病気やけがをした人に対して早い段階で対応ができる                                                                                ⇩                                         ☆悪化を防げる                                       ☆後遺症を軽減できる                                     ☆命を救える                                          

ことができる可能性が大きくなります                                        そして日常の生活の中で                                    

☆予防することができる                                    

ようになります。

医療体制が高度になっても、早い段階での一般市民の対処は物凄く重要です。身に付いていなければ最悪救える命を救えなかったということになるかも知れません。

色々な事故やケガ病気に対する応急手当や予防策を知る事と、変化や違いに気付けるようになります。そして早く適切に対処できるようになります。未然に防ぐこともできます。起きないに越したことはありません。自然災害は未然に防ぐことは難しいですが、起きる前に気付いてあるいは起きた時に適切な行動ができる可能性はあります。

私も今まで救命救急法の知識や技術を知っていたから、少しは用心深くなり避けることができた、自分に対しても他人に対してもそれなりに対処できたことが沢山あります。

今年の台風の様にこの時期になっても次々と台風が発生しやって来る、大きな地震の可能性もある、大雨による水害、土砂崩れ等、今までになかった規模の事が起きる可能性がある世の中で、緊張感を持って危機管理をしながら生きて行くために、生き残るための1つのアイテムとして(決して大袈裟なことではないと思います)救命救法の講習を是非お勧めします。まず自分の身のために。そして身近な人のために必ず役に立ちます。

救命救急法の知識や技術は老若男女問わず身に付けて欲しいです。学校教育の中では少なくても小学生から高校までは普通の授業と同じ扱いで必修科目として行って欲しいです。

私が高校の授業で受け持っている生徒は3年生ですが、ダイビングとサンゴや海洋生物に関する授業に加えて、これから違った環境で一人暮らしが始まり、そのうち家族もできるだろうし・・・少しでも役に立てばと思って最後の項目として救命救急法の授業を行ってます(^O^)

救命救急に関する内容は国際的な機関によって毎年アップデートされます。日本はそれを受けて5年毎にその間のアップデートをまとめてガイドラインの全面改訂を行っています。改訂された内容は「救急蘇生法の指針」として書籍やウェブサイトで公表され誰でも知ることが可能です。現在は「改訂6版 救急蘇生法の指針2020年(市民用・解説編)」(ヘルス出版)が最新版です。(ブログ写真人形の左上のテキスト)是非ご一読を。

 

 

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