天気:/風向:ENE/気温:24.7℃/水温:24℃
今日は風が東寄りで予想したほど強くなく・・・でも午後になると北からのうねりが入り始めました。北の方で北風が強く吹いて荒れている証拠です。夕方になると雨が降り出し、お家に帰る頃には北風ビュービュー吹き出しました。今住んでいる所は山と山の間で風が吹き抜けて来るから「エッ!?台風?」と思うぐらい吹いてます。明日は北風ビュービューの中出港かな・・・
ウミウシカクレエビ
クマノミの卵 まだ産み付けられて間もない
スミレナガハナダイ
久しぶりのバラクーダの群れにちょっと興奮
でも私はこっちの方に興味津々。ソフトコーラルが白化した後元に戻れず痩せて剥がれ落ちている。
ソフトコーラルの周囲にはソフトコーラルの骨片が散乱してます。
授業の教材に使えますね(^O^)
今年の夏の白化はあまり白化の影響を受けないハマサンゴ類が軒並み白化し、ソフトコーラルもかなり影響を受けてます。いつもの白化と違うような感じがしました。
安全停止中浮遊していた巻貝。貝の大きさは5mmぐらいです。触手を伸ばしてヘリコプターみたいです。こういう貝は魚の餌になります。でも、海洋酸性化が進むと買いも貝殻を作れなくなってしまうので減ってしまいます。当然餌にしている生物も減ります。深刻な問題です。
実際北の海では酸性化の影響で浮遊性巻貝(ミジンウキマイマイ)の数が減っています。それを餌にしているサケ、マスの数も減っているようです。もう影響が出ているのです。
ちなみにクリオネはミジンウキマイマイという浮遊性の巻貝しか食べません。クリオネも減ってしまうかも。
海に出る度に海水のpHを測ってますが、どこの海水もpH7.8~7.9です。海水は弱アルカリ性でpH8.01ぐらいです。測定値のpH7.8~7.9は許容範囲なのか、測定器の誤差なのか、酸性化が進んでいる値とみるのか判断できませんが、世界全体の測定結果では確実に酸性化が進んでいます。サンゴの生息にも悪影響が出ます。サンゴが無くなってしまいます。
酸性化の原因は排出CO₂の増加です。海に溶け込むCO₂が増えているからです。
CO₂排出を減らすために、今できる小さなことからやりましょう。