今日も雨。一体いつまで降り続けるのでしょう心・・・配です。
4月から始まった高校の授業の27年度分は、今日が最終日でした。
スクーバダイバーの認定コースの後は、救急法、海洋環境、気象などの授業を行いました。
生徒は皆、素直でピュアで優しく、楽しい子ばかりで、授業自体には何も支障は無かったです。
私自身が、こうすれば良かった、こういうことやれば良かったと反省ばかりですが、とにかく無事に終了できて良かったです。
私は、通常業務でのライセンス講習もそうですが、一貫して「自分の身の安全は人任せにせず自分で確保せよ」を軸に指導しています。
自分の身の安全を確保するためには、常に自分やバディ、使用器材、周囲を注意深く観察する事が大事です。そして、変化や異常にいち早く気付き、適切な対処を行う事が重要です。
自分が潜る環境が果たして安全かどうか、自分の能力に合っているかどうか、器材は正常か、天気は大丈夫か、バディは大丈夫かの判断をインストラクターやガイドのに任せず、自分自身で行うべきです。
そして、ダイビングで覚えた安全意識や安全確保の技術を、日常生活にも役立てて欲しいと思っています。
そのために、環境や気象、救急法の勉強も行いました。
世の中のデジタル的な便利なものは十分利用すべきです。でもそれのみに頼らず、自分の目で見る、触る、触れる、感じるというようなアナログ的な五感を使って判断し行動する事も重要です。
都会の真ん中にいても、いつも天気や生き物の行動など自然の動きを気にしていて欲しいです。
救急法の知識や技術も定期的な練習や講習でアップデートして欲しいです。知っている、できる事でいざという時に、人一人の命を救えるかも知れません。その人は自分の大事な人かも知れません。
こういう事が伝わっていれば良いのですが・・・。
生徒は皆3年生なので、ほとんどの授業が終了し、卒業後の進路も決まっていて、後は卒業を待つのみです。ほとんどの生徒は島を出て行きます。何処に行っても、無事に健康で頑張って下さい。
最後に、こんなのもらいました。
いや~これは嬉しいですね~。一生の宝物です。
昨日も、新人駅伝に参加したメンバーが、お世話になったお礼にと、お菓子を買って来てくれました。
私の好物なんで知ってるんでしょう?やばいですね~こういうの私1人でペロッと食べちゃいますよ。
色紙にしても、お菓子にしても優しい心遣いがとても嬉しいです。
この先自分は老いて行く一方ですが、少しでも若い子のお役に立てるよう、体力や健康、知識を更にアップさせて、また頑張って授業したり一緒に走ろう!って心新たに思います。