さっそく更新

 強く吹いていた北風は少し弱まり、今日は朝から穏やかです。陽射しもいっぱいで気持ちが良いです。

 私は家に籠りっきりで(なるべく外に出たくない)、明日の高校での授業の資料作成です。

 ダイビングの授業は終わったので、今は救急法の授業をやってます。

 と言っても、資格取得を目指した本格的なものではありません。本当は資格取得コースとして行いたいのですが・・・。

 これから社会に出る(島を出る)若者たちにとって、ダイビングを覚えて自分の住んでいる島の周りの海の中を観察し、島の自然への理解を深めることも大事ですが、これからの人生で自分や家族、身近な人の緊急時に役に立つ知識やスキルを覚えることも大切だと思います。

 救急法は、傷の手当てや心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使用法だけを身に付けるものではなく、過去の事故や病気から原因や予防法、緊急時の行動、備えについても学びます。

 特に予防が大事です。事故や病気は起きないようにすることが第一です。

 最近は大きな自然災害も頻発しています。その場合、医師や看護師、救急隊員の数は圧倒的に不足します。老若男女多くの一般市民が救急法の能力を身に付けていれば、助かる命が増えるでしょうし、後遺症の軽減にも繋がります。

 救急法の知識やスキルは専門的で難しいものではありません。しかし、知らなければできない事です。

 私は、救急法を小中高校の授業の中に組み込んで欲しいと思っています。6・3・3の12年間、年齢に合わせ継続してトレーニングしていれば、必ずいつか何処かで必要な時に効果を発揮すると思います。

 事故や病気の予防ということを学べば、子供たち自らが事前に危険を回避することができるようになり、また命の大切さを知ることに繋がると思います。

 長くなっちゃったけど、今まで何回も書いていますが、私は救急法をこんな思いで教えてます。

 ダイバーの皆さんも、ファンダイビングにいらしたついでに、時間があれば救急法の講習を受けてみてはいかがですか?

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