真冬です

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ヒラムシ

 プラナリア、人間の腸内に寄生するサナダムシと同じ扁形動物の仲間。
 肛門をもたず、腹部中程にある口から取り入れた食物を消化、吸収を行い、再び口から排泄を行っている。
 進化学的には最も原始的な旧口動物に位置すると考えられている。左右相称の体を持ち(ウニ、ヒトデなどは放射相称で、分散神経系)、原始的ながらも既に神経系がひとつに中枢化しており、体の前方に眼とともに脳(脳神経節)が存在する。そのため、前後左右の区別ができる最も原始的な動物とも言える。
 平たく薄っぺらいので、ガス交換は単純に拡散作用によって酸素を取り入れている。従って、呼吸器系、血管系、および骨格系などの体制は持ち合わせていない。
 雄と雌の区別がない雌雄同体。多くの場合、同一個体に精巣と卵巣をふたつ持っている。他の体制が存在しない、あるいはあっても極めて単純であるのに比べて、ヒラムシの生殖系はいちじるしく複雑であり扁形動物のなかでもその体制は多岐におよんでいる。なお、幼生は浮遊生活を送ることが多い。

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