石垣島の問題

天気:☂☁/風向:SSW・N・S・SSE・SE・SSW・SW・NW/気温:31.1℃

 例年だと梅雨が明ける時期なのですが、今頃になって梅雨前線が下がって来て天気が不安定です。今日は朝から断続的に雨が降り、夕方からちょっと本格的に降ってます。梅雨明けはまだですね。

 先日SUPでアンパルの奥に入って行ったら、排水路との境目に出て、ヒルギの根っこで流れて来た沢山のゴミが堰き止められている状況を見て愕然としました。今日、そのゴミが溜まっている所に陸から行ってみようと排水路まで行ったのですが、草木が茂っていて行くことができませんでした。道があれば学校の生徒に授業で連れて行って見て欲しかったのですが。

 排水路は両岸をコンクリートで固めてあります。この川筋の先にゴミが溜まった場所があります。写真でも分かりますが、その場所はまず人目には触れません。アンパル側から攻めてもかなり入らないとそこに行き着きません。ゴミはこのままの状態だと永遠に人目に触れずそこに留まり続けるか、分解されマイクロプラスチックの様になり、いずれにしても周囲の環境や生き物にダメージを与えます。ゴミはこれからも増えるでしょうから、事態は重大です。

そして今朝の朝刊に・・・とんでもない記事が!

今や石垣島の代表的なダイビングポイントになっている大崎に浮桟橋(マリンレジャーができるような設備のあるもの)を設置する事業が進んでいるというではないですか!この事実を知ったのはつい最近です。八重山ダイビング協会会員は何も知らされていませんでした。この場所を最も使用しているダイビング業者に何も知らされないまま事業が進んでいるなんて一体どうなっているのでしょう。

八重山の海は海岸線が自然のまま残っている所が多く、海岸線や海に人工物が少ないので海の自然が豊かです。その豊かさが多くのダイバーに喜ばれているのです。浮桟橋が設置され、多くの人間が訪れ、そこでマリンレジャーが行われることになれば、自然に対してはダメージしかありません。なぜこんな事業計画が進んでいるのか・・・。

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