森のこびと

天気:☀/風向:NW/気温:26.5℃

カゴメラン

木々の茂みの中で、小さくかわいらしく咲いてます。花は冬になるとよく見掛けます。

リュウキュウツチトリモチ

 海岸近くの林の中に冬になるとニョキニョキ出て来ます。かなりの数です。白っぽい色とピンク色っぽいものと2種類あります。

 キノコの様だけどキノコではありません。クロヨナ、オオバギ、リュウキュウガキ、クロツグなどの根茎に寄生する植物です。茎にパラノフォリンという成分があり、これが鳥もちをつくる原料となるのでこの名前が付いています。

 晴れていても林の中は柔らかな明るさで、シーンと静まり返っていて、鳥のさえずる声しか聞こえず、時間が止まっているような神秘的な世界です。その中にあちこちにかわいらしくニョキニョキ生えています。かなりの数です。

 ちょっとかわいらしい妖精のような感じがするけど、でも頭の中には「こびと図鑑」のこびとたちのあのにやけた顔でいっぱいです。今にも動き出しそうで、「オイッ!コラッ!!」とか後ろから声掛けられたらどうしようって、ちょっとびくびくしながら写真を撮ってました。

 アリがいっぱい付いていたのが印象的でした。他の昆虫は付いていなかったので、アリが受粉の役目のような事をしているのかな?植物の根に寄生しているってことは、アリが種を巣穴に持ち帰って、そこで出芽して地下で他の植物の根に寄生するんだろうか?とにかく、不思議な植物です。

 地面からはこんなのも生えてました。何じゃこれは?植物の実かと思ったら、地面にしっかり付いてました。これも、たくさん生えていた。

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